上空から見てみます。前回から１週間経って、コンクリートの地面が
すっかり撤去されています。
タワーが建っていた場所です。エレベーターシャフトの底部や配管類が
取り除かれ、中央部は大きくくぼんでいます。
主柱の基礎がわずかに見えていますが、これは地下３０ｍ（地下１０階
相当）の深さまで埋まっています。敷地内にはすでにクレーン等の大型
機械の姿はありませんので、基礎部分はこのまま埋めてしまうのかも
しれません。
敷地内に廃材が積み上げられています。左下の赤いリールには見覚えが
あります。一時期保管されていた１０階キャビンの中に見えていたのと
同じものです。この一番下の写真です。そばにある緑色の筒は二酸化炭素の
ガスボンベですので、これは消火装置だったことがわかります。リールに
巻かれているのはホースで、左の赤いノズルから二酸化炭素を噴射するの
でしょう。
こちらにも廃材が積まれていますが、タワーの部位を特定できそうな
ものはなさそうです。
廃材とは別に、敷地内への通路のわきにボールジョイントや三角パネル、
丸い窓ガラスが残されています。
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