エキスポタワーの主柱に、万国博会場方向に向けて
ずらりと並んで取り付けられているアンテナがあり
ました。大きさから考えて、極超短波（ＵＨＦ）の
アンテナだと思われます。

取り付け部の塗装が主柱と同じ退色具合ですので、
このアンテナが万国博当時から取り付けられていた
ことがわかります。一般のテレビ放送の送信所は
違う方向にありますので、テレビ受信用のアンテナ
ではなさそうです。会場内の業務無線用だったと
思われますが、もしかすると会場内の電波時計の
送信用を兼ねていたかもしれません。

アンテナにつながっているワイヤーは主柱を伝って
上り、８階デッキの下をくぐってタワーの南東側に
来たところで見えなくなっています。おそらく無線の
設備があった１０階キャビンへつながっているの
でしょう。


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ＵＨＦのアンテナ


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