エキスポタワーは営業当時からあまり手をかけて
もらえなかったようで、塗装のはがれや褪せが
目立ちます。先にも触れましたが、タワーは万国博
開催時から数年間、階段室の外壁や展望室の窓枠
など一部を除いて銀色一色でした。
エキスポランドの施設として営業を再開する72年
3月までにおなじみの赤白塗装に塗り替えられました
が、この白い塗装のはがれた部分から、万国博当時
の銀色塗装が顔を出しています。

銀色であることから、もちろん鉄の地肌ではありま
せんし、下地処理の塗装でもなさそうです。赤色の
下には白い塗装が見えているので、銀色の上から
白一色で塗り、次に赤い部分を塗装したのでしょう。






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はがれた塗装の下から



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